阪神競馬場 芝2000mの傾向や有利不利

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このページでは、阪神芝2000mの過去5年間分ものレース傾向を徹底分析し、
  有利な枠有利な脚質があるかどうか?
  狙うは人気馬か穴馬か、それとも?!
  また、どんなペースになりやすい傾向なのか?
などを調べた結果をまとめています。

阪神競馬場 芝2000mで行われる代表的なレースには、大阪杯(GI)、鳴尾記念(GIII)、マーメイドステークス(GIII) などがあります。

阪神競馬場 芝2000m コース紹介

阪神競馬場の大きな特徴はなんと言っても、第3コーナー付近からはじまる緩やかな下り坂と最後のゴール前200mに立ちふさがる急坂です。急坂の勾配は1.5%もあり、ゴール前の急坂で有名な中山競馬場と遜色ない勾配になっています。

阪神芝2000mは内回りコースで行われ、スタート直後はホームスタンドの目の前を通ります。スタート後は急坂を通っての先行争いとなるためかなり力を消耗します。第3コーナーまでは比較的平坦でそこから徐々に加速し、坂のある直線でも末脚を伸ばし続けられるかどうかが勝負の分かれ目になるでしょう。

なおこの分析対象レースからは、出走馬の能力差で勝ち負けになってしまうような、2歳戦や新馬戦・未出走戦は除外しています。

阪神競馬場 芝2000mの枠番ごとの有利不利の傾向

過去5年間における枠番ごとの成績を分析し、有利な枠や不利な枠を調べた結果です。

枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1 13-21-30-127 8.3% 13% 19%
2 12-29-49-116 7.3% 18% 30%
3 21-40-48-132 12% 22% 27%
4 15-34-53-136 7.9% 18% 28%
5 15-30-49-153 7.4% 15% 24%
6 15-30-53-169 6.8% 14% 24%
7 18-34-49-185 7.7% 15% 21%
8 17-35-47-193 7.1% 15% 20%

阪神芝2000mの枠番による有利不利

もっとも勝率の高い枠は3枠で、もっとも連対率の高い枠も3枠でした。
連対率にあまり差はありませんでしたが、連対率を見ると(1枠だけが悪いですが)内枠がやや有利な傾向にあるようです。

1枠の成績があまりよくないのは、ゲート入りが最初となる上にスタート地点がスタンド前にあるため、大歓声によってイレ込んでしまって力を発揮しづらいのかもしれません。

阪神芝2000mは、おおむね内枠が有利なコース(特に2~4枠)と考えて良いでしょう。

阪神競馬場 芝2000mの脚質ごとの傾向

過去5年間におけるレースにおいて、脚質ごとの傾向を勝率・連対率・回収率の観点から分析した結果です。

ここで言う「脚質」は、前走までの実績を元に「逃げ・先行・差し・追込」の4段階で独自判定した脚質です。(競馬新聞などに掲載されているものと大体同じ脚質になっています)

他サイトでよく出ているのは「レース結果としての脚質」が多いですが、ここで紹介している脚質はレースを走る前のその馬の脚質なので、予想するときの参考にしやすいと思います。

阪神芝2000mは中長距離戦なので、どうしても差し馬が多い傾向になりますね。

分析結果は下記のようになりました。

脚質 成績 勝率 連対率 3着内率 単勝回収率
逃げ 9-19-29-85 7.9% 17% 25% 62%
先行 51-97-131-374 10% 19% 26% 90%
差し 49-96-160-492 7.5% 15% 25% 101%
追込 17-41-58-260 5.3% 13% 18% 69%

阪神芝2000mの脚質ごとの傾向

もっとも連対率が高いのは、「先行」脚質でした。続いて逃げ脚質も連対率が高いです。阪神芝2000mでは先行の馬を中心に狙ってみると良いかもしれません。

一方で差し馬や追い込み馬の連対率は低く、あまり成績はよくありません。あまり積極的に狙わないほうが良いですね。
しかし回収率を見てみると差し馬が最も高く、100%を超える結果となっています。もし差し馬から馬券を買う場合は、穴馬を狙うのが良いでしょう。

阪神競馬場 芝2000mのペース傾向

過去5年間における全レースのペース傾向を分析し、ハイペース、スローペース、ミドルペースのどのパターンが最も多いのか?を調べた結果です。

レース数 Hペース Mペース Sペース
126 2% 41% 58%

阪神芝2000mのペース傾向

結果は明らかにスローペースになる傾向という分析結果が出ました。そしてハイペースになることはほとんどありません。阪神芝2000mでは、ほぼ確実にスローペースになると考えて予想を組み立てましょう。

2000m以上の距離になるとスローペースが増えてくるのは仕方ないですね。

阪神競馬場 芝2000mの人気ごとの傾向

ほとんどのサイトでは、今走の人気ごとの傾向を分析しています。しかしそれでは、人気馬が良い成績を収めることがほとんどで、あまり役には立ちません。

本当に大切なのは、「前走の人気」と「今走の人気」の両方です。いつでも人気なのか?前走は人気だったけど今回は不人気なのか?逆に、前走は不人気でも今走で人気なのか?
人気がどう変わったのかを調べることで、穴馬を発見できることも多いです。

特に「前走人気→今走中穴」のパターンなど、実力はあるのに過小評価されているときこそ狙い目です。

ここでは、それぞれの人気変化のパターンごとに、勝率・連対率・単勝回収率の観点から分析しました。その結果はこのような傾向になっていました。

前走→今走 成績 勝率 連対率 単勝回収率
人気→人気 30-61-78-51 23% 47% 66%
人気→中穴 10-20-34-61 11% 21% 70%
人気→大穴 5-7-12-56 7.4% 10% 200%
中穴→人気 21-31-39-36 28% 41% 88%
中穴→中穴 15-32-51-97 10% 22% 73%
中穴→大穴 9-15-24-126 6.0% 10.0% 158%
大穴→人気 6-14-25-19 14% 32% 53%
大穴→中穴 13-31-43-86 10% 24% 69%
大穴→大穴 13-38-68-643 1.8% 5.3% 81%

※人気=1~2番人気、中穴=3~5番人気、大穴=6番人気以下

阪神芝2000mの人気変化ごとの傾向(連対率)

阪神芝2000mの人気変化ごとの傾向(回収率)

連対率に関しては、一般的なデータ通り人気どころが優位になっています。あえて言うなら、前走で人気だった馬の方が成績がよく、実力通りに決着することが多いと思われます。

逆に回収率の観点から見てみると、圧倒的に穴馬が優勢です。特に「前走で1~2番人気だったが、今回のレースでは6番人気以下」に該当する馬の回収率が200%にも達しています。同様に、「前走で3~5番人気で、今回のレースでは6番人気以下」の馬も回収率が150%超えです。

もしかすると阪神芝2000mは、穴狙いに徹したほうが馬券的には”おいしい”のかもしれませんね。「前走で1~5番人気、今走で6番人気以下」が馬券的にはオススメです。

阪神競馬場 芝2000mの距離短縮・距離延長ごとの傾向

前走のレースで走った距離が、2000mよりも長い距離(2200m以上)だったのか?(つまり距離短縮)、それとも2000mよりも短い距離(1800m以下)だったのか?(つまり距離延長)または、前走も同距離(2000m)だったのか?

それぞれのパターンごとに、勝率・連対率・3着内率・単勝回収率の観点から分析した結果です。

当たり前ですが全体的には、前走も同距離を走っていた馬の方が良い成績を収めています。
しかしコースによっては距離短縮の方が良かったり(前走はもっと長い距離を使ってきた)、またその逆もあるので非常に興味深い分析内容になっています。

分析した結果このような傾向になっていました。

前走→今走 成績 勝率 連対率 3着内率 単勝回収率
距離短縮 25-57-80-199 9.0% 20% 29% 61%
同距離 47-100-150-396 8.6% 18% 27% 95%
距離延長 51-93-145-588 7.0% 13% 20% 97%

阪神芝2000mの前走距離ごとの傾向

全体的には、距離短縮の方が勝率、連対率、3着内率、全てにおいて他より勝っています。基本的には、前走で2200m以上のレースを使ってきた馬を中心に据えるのが良さそうですね。

回収率で見てみると、逆に同距離・距離延長の方が高い結果となっていました。前走で1800m戦やマイル戦を使ってきた馬は、勝率は良くないものの穴を開ける可能性があるということです。

でも同じ穴馬を狙うなら、前走も同距離(2000m)を使った馬から狙ったほうが、連対率も高いですしこちらの方が良いですね。

阪神芝2000mの傾向まとめ

阪神芝2000mの傾向のまとめです。

  • 枠順は内枠(特に2~4枠)が有利
  • 先行脚質、または逃げ脚質が有利
  • スローペースになりやすい
  • 前走1~5番人気で今走では6番人気以下の穴馬がおすすめ
  • 前走で2200m以上の距離を使ってきた馬が有利

これらのレース傾向と、調教分析とを組み合わせることで、人気に惑わされずに期待値の高い(穴馬だけど勝つ可能性の高い)馬を見つけられるようになります。

人気サイドから買うより的中率は下がりますが、回収率は間違いなく高くなるでしょう。

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