調教タイムや調教内容から絶好調の馬を見抜くコツ

調教内容から馬の調子や絶好調の馬を見抜くには!?
調教タイムだけを見ても、数字に惑わされるだけです。それよりも大切なのが調教の中身です。

具体的に調教タイムのどこをどう見れば良いのか?
調教タイム以外にチェックすべき項目とは?

調教タイムのラップ(ラップタイム)を計算しよう

調教タイムを見る場合、走破タイム(○ハロンを○○秒で走った、など)やラスト1Fのタイムも重要ですが、同じくらい重要なのがラップタイムです。ラップタイムの計算の仕方は、調教タイムの見方(画像:ラップタイムの部分)をご覧になれば、すぐに分かると思います。

調教タイムを見たらすぐに、ラップタイムを必ず計算するクセをつけて下さい。慣れてくると、タイムを見ただけでラップタイムがすぐに分かるようになりますよ。

ラップタイムを見るポイントは、2つあります。

折り合い抜群!加速ラップ調教

例えば5F調教のラップタイムが、15.4-14.3-13.0-13.0-12.5 となっていた場合(3F~1Fの間がないので、ここは÷2で計算する)、スタートからゴールまで、徐々にラップタイムが速くなっていることが分かります。これが「加速ラップ」を刻んだ調教です。

大抵の調教スタイルは、最初はゆっくり入っていって徐々に加速していき、ゴール前はビシッと追う、というパターンが多いものです。そんなとき、この例のように加速ラップだった場合は、騎乗者との折り合いがついていると判断することが出来ます。

ジョッキーのGOサインに反応しているので、非常に良い調教と言えますね。これで走破タイムが基準タイムより速ければ、文句のつけようのない仕上がり、まさに鉄板調教といえるでしょう。

だんだんラップが遅くなっている調教

今度は逆に、こんなパターンの調教もあります。
14.6 – 12.8 – 13.1 – 13.4 (栗東坂路 4F)
この調教はどうでしょうか。

最初はグンと加速していますが、徐々にラップタイムが落ちていっていますよね。これはどういう状況だと思いますか?

加速ラップとは逆で、最後がバテバテになっています。これではあまり良い調教とは言えません。もし馬なりだったとしたら、タイムとしては速いですが調教内容はあまりよくありません。

逆に一杯に追っていた場合は、ちょっと注意が必要です。瞬発力を鍛えるために、ワザと最初から目一杯追っている可能性もあるからです。一週前追い切りなどではチラホラ見かけます(特に若い馬の調教が多いです)。しかし最終追い切りでこの内容では、ちょっと軸にはしがたいですね。

もっと大切なのは、好調時の調教タイム・内容と比較すること

これがもっとも重要なポイントと言っても過言ではありません。

一杯に追っても調教ではあまり走らない馬もいれば、調教で一杯に追ってしまうとテンションが上がりすぎて本番ではイレ込んでしまう馬もいます。人間と同じように馬だって十人十色(十馬十色?)です。これが「調教なんて意味が無い」と素人が思い込んでしまう所以でもあります。

しかしどんな馬でも、「その馬に合った調教パターン」というのが必ず存在します。多くの馬は同じかもしれませんが、全部の馬が同じではありません。厩舎(調教師)によって仕上げパターンが異なっている、というからも頷けます。

その馬に合った調教パターンを見つける方法は、その馬の好調時の調教タイム・内容を比べることです。出来れば最終追い切りだけでなく、一週前追い切りや二週前追い切りもチェックできるとベストです。

調教タイムには表れない、「調教本数」の重要性

実は見落としがちなのですが、調教本数というのもすごく大切な要素です。全体的な傾向として、調教本数が少ないより多い方が調子がいいと考えて大丈夫です。

追い切りができないということには、何らかの理由があります。疲れがたまっている、脚部に不安がある、馬に走る気が出てない、いずれにせよ良い要因ではありません。逆に追い切り本数が多いことにも理由があります。疲れがない、脚元が安心できる、やる気がある、まだ太め残り、などです。ほとんどが好調であることに起因しています。

調教本数の多い・少ないも、その馬によって基準が異なりますので注意して下さい。周りの馬がどうこうではなく、その馬の過去と比べてどうなのか、という「縦の比較」をすることが大切です。

追い切りの強さや併せ馬について

今まで説明してきた以外にも、追い切り強さ(馬なり/一杯)や併せ馬の有無もポイントです。

普段は最終追い切りで併せ馬をしているのに今回しなかった場合は、ちょっと気合いが乗りすぎているのかもしれません。

同じように、普段は一杯に追っているのに馬なりだったとしたら、脚部に少し不安があるかもしれません。最終追い切りだけでなく一週前も同じだったら、何かマイナス材料が隠れているということです。

「一杯だから良い」「馬なりだから悪い」ということはありません(藤沢厩舎はほとんどの追い切りが馬なりなんです)。重要なのは、調教タイムも調教本数も追い切り強さも併せ馬も、「その馬の好調時と比較してどうなっているのか?」です。くれぐれも忘れないようにして下さい。

これで調教タイムや調教内容に関する考察は終わりです。

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